医療の担い手

医療の担い手

平成に入ってからも医療法は改正されており、その一部は医療の基本的な理念が示されて、医療機関の体系が行われ、この改正で、医療の担い手として医師や歯科医師、薬剤師や看護師が明記されています。

そして、平成9年には薬剤師倫理規定が30年ぶりに改定され、平成16年には薬剤師法や学校教育方を改正し、平成18年には薬剤師養成を目的とした大学の課程は4年制から6年制に変わりました。

100年以上ある日本の薬剤師の歴史ですが、現在のように活躍の場が拡大したのは最近のことで、今日に至るまでには少しずつ業務内容か大きくなり、現在では医療の担い手として、立場が確立されています。

薬のプロとして、医師へのアドバイスや相談相手でもあり、患者さんと密接にかかわることのできる職と変貌を遂げたのです。

薬剤師の使命

現在は、薬を作るのは製薬会社とされていますが、薬草を見分けていた明治時代とは違い、薬剤師が直接薬を作ることは当たり前のようになり、珍しくもないですが、医療の発展とともに薬剤師には情報提供と薬害防止という責務が増え、安全で有効な医療サービスへの貢献が求められるようになってきました。

医療における情報開示は、各患者さんに治療方法や服用方法についての説明を行い、理解をして納得してもらうために行うのですが、患者さんはそれぞれ異なった生活がありますし、同じ病気だったとしても、患者さんが違えば治療法も治療薬も異なるのです。

出来るだけ患者さんの日常生活などを考えた上で、一緒に治療に挑むことが重視されている時代です。
また、高齢化社会となった日本ですが、慢性疾患により長期間にわたって薬を服用しなくてはいけない年寄りが多く、この場合、薬を飲み忘れる事や、飲むのをやめてしなう事、複数の医療機関からもらった薬を同時に服用してしまうことでの弊害が問題になることもあります。

その点で、薬剤師は、副作用を含めた薬についての知識や服用にあたっての留意事項など、正しい知識を与え患者さんを導くことも大事な仕事となっています。